ホームページのタイトル変えました。どうも渡邉司です。
何度目の青空かリニューアルか僕自身も覚えていないのですが、とにかく今は時間が若干できたのでブログを書き溜めようと思いつらつらと書いているのですが、いかんせん良い感じのネタがないなぁと思いつつどうしようかと悩んでいました。
自己紹介は書いたし、このサイトについても書いたし…あ、そういやホームページのタイトルについて何にも書いてないや。と思いキーボードを叩いております。
覚えている方がいてくれたら嬉しいのですが、以前のこのホームページのタイトルは「現役サービスマンのつぶやき」でした。
今も変わらず現役でサービスをしていますし、生涯現役!とまではいけるかはわかりませんが、将来に向けてきちんとしたものを作っておきたいと思い変更しました。
そこで、今までの「現役サービスマンのつぶやき」という枠にとらわれず、もっと広い視点で自分の想いや人との交わりを表現できるタイトルにしたいと思い、今回「À la Table en Vie 〜想いと人の交差点〜」にしました。
À la Table en Vieとは
今回、ホームページのタイトルを「À la Table en Vie ~想いと人の交差点~」にしたのですが、まず最初のフランス語「À la Table en Vie」にした意味について書いていこうと思います。
日々サービスをしている現場で感じること、出会う人々、そこで交わされる言葉やお客様の表情、試飲会に行って話すインポーター、食材を運んでくれる配送業者、ワインや食材の生産者。そのすべてが、単なる飲食業という仕事の枠を超えて、もっと豊かな生命感と物語を持っていると強く感じるようになりました。
「À la Table en Vie」というタイトルには、「命あるテーブル」「生きているテーブル」という意味を込めています。
レストランに限らず家のテーブルは、ただ食事をする場所ではありません。家族から始まり、お客様もスタッフも、その場で生きていて、互いの息遣いが響き合い、空間全体に生命感が満ちていきます。
毎日の生活、毎日の営業の中で、笑顔や会話、お互いのちょっとした気遣い、時には涙や驚き、そうした一瞬一瞬が、テーブルの上で織りなされる物語となり、場をさらに生きたものにしてくれます。
この「生きている」空間を、もっと詩的に、もっと深く表現したいと思い、「À la Table en Vie」という言葉を選びました。
現場の息遣いや生命感を強く感じてほしい、そしてその空間で生まれる多様な想いや出会いを大切にしたい、そんな願いが込められています。
また、飲食業の現場だけでなく、家族とする食事、友人や恋人と過ごす時間も大切にしてほしい。という想いも込めています。
想いと人の交差点
さらに、「想いと人の交差点」というサブタイトルには、そのテーブルがさまざまな想いと人が交わる場所であってほしいという思いを託しました。
お客様一人ひとりの想い、スタッフの情熱や誇り、時には偶然の出会い。これらがテーブルを中心に交差し、日々新しい物語が生まれています。
会話の中に温もりや発見があり、ふとした瞬間に心が動かされる。そんな「交差点」としての場を、これからも育んでいきたい。
そしてもう一つ、これは完全に私見ですが、結局人って「何をしたいか」も大事なのですが「誰といたいか」というのもとても大事だと思うんです。
僕自身何か特別な才能やスキルがあるわけではないですし、有名レストランで何年も修行してきました!有名ソムリエやサービスマンに師事してきました!みたいな経歴もないので、その時々で「こんなレストランで働きたい」「こんなサービスマンと働きたい」とか「こんなソムリエになりたい」という想いを持ちながら働いてきました。ソムリエとしての知識やスキル、経験もそうですが、所作も学びたいとか色々思っている時に出会う人って必ずいると思うんです。願えば叶うかはわかりませんが、願わないと叶わないのは知っています。
「想いと人の交差点」にするか「人と想いの交差点」にするかぎりぎりまで悩んだのですが、やはり想いが先に来るものだと感じていたので「想いと人の交差点」にしました。ちょっとカッコつけたかな?とも思ったのですが、サービスマンやソムリエはカッコよくないとね。と日々後輩や部下に伝えているので、これくらいはいいよね?みたいな感じです。笑
このホームページの願い
このホームページも、現場と同じように「生きている」空間でありたいと思っていますし、僕たちの日々の営みやテーブルを囲むさまざまな瞬間が、誰かの心に小さな灯りを灯せたらと願っています。
飲食業の現場だけでなく、家庭や友人との食卓でも、そこに集う人々の想いが交差し、新しい物語が生まれる。そんな場を大切にしたいと思っています。日々の出来事や出会い、時には悩みや喜びも、ここで共有することで、誰かの背中をそっと押せるような存在になれたら嬉しいです。
これからも、テーブルの上で生まれる「生命感」や「物語」を、言葉や写真を通して伝えていきます。あ、僕の写真はとても下手くそなのでそこはご勘弁を。笑
そして、皆さん一人ひとりの想いや経験が、このホームページをさらに豊かにしてくれることを願っています。どんな小さな出来事でも、どんなささやかな想いでも、ぜひこの場で分かち合ってください。そんなプラットホームもいつか作ることができたらと思います。あなたの物語が、また新しい交差点を生み出しますように。
最後に、僕自身もこれまで多くの人と出会い、さまざまな経験を重ねてきました。良い経験も悪い経験も全部が自分の糧になっている。と言い切れるほど何かを達成したことはないのですが。
しかしその中で感じたことは、テーブルを囲む時間が人生においてとても大切な意味を持っているということです。
小さい頃に家族でご飯を食べた時間や、部活やクラブの友達との時間、料理やワインだけでなく、そこに集う人々の表情や会話、何気ない気遣いが、空間に温もりと豊かさをもたらします。そんな日々の積み重ねが、僕たちの人生を彩り、心に残る思い出となっていくのだと思います。
このホームページが、皆さんにとっても「生きている」場となり、想いと人が交差する場所として育っていくことを願っています。
どうぞ、これからも温かく見守っていただければ嬉しいです。
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そんな楽しい飲みの場には必須なこちらを置いておきます。笑