2021年9月加筆。
最近家で飲むウイスキーの量が増えました。やっぱりマッカラン美味しい。どうも渡邉司です。
スタートはビール。そして次はハイボール。ウイスキーのロックを飲みながらシガリロ(小さい葉巻)をお供に燻らせるのが日課です。
そこに最近ギネスがぴったりだと判明したのでギネスも家にストックしてあります。
ビール万歳。
そうそう、アサヒさんがすごい缶ビール出しましたよね(もうないのかな?)転売ヤーがたくさん動いているらしくメルカリにもあるとかないとか。
ウイスキーもそうですが、きちんと楽しんでくれる人の手にきちんと渡って欲しいものです。
さて、そんな本日はコンプレックスについて。
BE MY BABYじゃないですよ。愛しているけども。狂おしいほど。
皆さんコンプレックスはありますか?
人見知り
自分に自信がない
不器用
コミュニケーションが苦手(これは人見知りと同じかな?)
お酒の席が苦手
胃腸とかお腹とかすぐ痛くなる
声
などなど
ざっと上げてみましたが皆さん当てはまるものがありますかね?
もちろん他にも色々あるでしょう。キリがありません。
ところで今あげたこのコンプレックス
実はこれ全部僕が自分で感じているコンプレックスの一部です。
繰り返します。
一部です。
大切なことだからもう一度言います。
コンプレックスの一部です。笑
これは僕を知っている人が見たら必ずこう言うんですよ。
「え、嘘でしょ?」
「またまた〜謙遜しちゃって〜」
「そんな嘘つかなくていいよ」
「全然そんなふうに見えない」
などなど、もちろん今でも言われます。
が、大事なのはここから
これがどうしてサービスや人生につながるかというと
人は弱点が多い方が優しくなれる
と僕は思っています。こと人と対峙する仕事においてはなおのこと。
本当はね、コンプレックスなんてない方がいいんですよ。
自己肯定感は強い方が多分打たれ強くもなれますし
楽観的に生きていけるでしょうし
人見知りではない方がコミュニケーションも円滑にいきますし
お酒の席では楽しめる方が良いわけです。
ですが、世の中そんな人ばかりではありません。そりゃ繊細な人もいます。
僕は今はそれなりに克服してなんとか大丈夫ですが(もちろん結構やばいな…)と思う日も多々あります。
昔のトラウマが夢に出てくることもあれば眠れない夜もあります。
その度にコンプレックスがない方が良かったなと思ったりもします。
ですが、コンプレックスが多いからここまで仕事ができるようになったのもまた事実。
悪いことばかりではありません。
大切なのはコンプレックスから逃げるのではなく向き合うこと。
そして自分の弱点や弱さを受け入れることだと思っています。
自分の弱さを受け入れることができた、または受け入れている途中だからこそ人は成長できると思います。
例えば、あまりお酒の席が得意でない人がいるとしましょう。
そんな人にお酒を強引に勧めたり、何か面白いことをやれという必要はあるでしょうか?
コミュニケーションが苦手な人に強制的に話をさせることがありますか?
仕事なら仕方ないところもありますが、その人をフォローできる仕組みを作ってから僕ならやります。仕事はチームワークです。
食べ物で苦手なものがある人にわざわざ食べさせますか?
普通しないですよね。本人が克服したい意思があるなら話は別ですが(ちなみに僕は辛いものが苦手で克服したい。ですがアレルギー的なもので食べると酔ったみたいになるんす)
普通だったらそんな無理強いさせません。
ですが、上司や先輩から言われたら嫌でも食べたりするしかないですしね。
僕は今書いたこと大体強制的にやらされてきました。笑
今思い出しても「ふざけんなよ」と思います。いやまじで。
お酒に関しては面白いもので
昔はほろよい一缶で泥酔してました。笑
なんやねんほろよいって思ってました。笑
多分飲みなれていなかっただけでしょうけど、そんなもんだからお酒の席は苦手でした。
強制的に飲めって言われるし、面白いことやれとか言われるし、緊張と酔いでなんか吐いちゃうし…でも当時カルアミルクは好きでした。笑
ですが、たまたまこのようにコンプレックスがたくさんあるおかげで色々なことに気を遣えるようになったと思っています。
もちろん、この仕事だからこそそう思えるのではないかと思う日もありますが、いいんです。できてるから。
少し現場での話をすると、僕は人見知りプラス緊張強いですぐドキドキしてしまうので
「今このテーブルに入って大丈夫かな?」
「どのタイミングで飲み物聞こうかな?」
「満足してくれたかな?」などなど。
気にすることは山ほどあって気が休まりません。
損とか得とかありませんが、やはり損な性格していると思います。
いろんなところにひたすら気を張っているのですごく疲れます。クッタクタです。
ですが、だからこそ今この仕事でご飯が食べれているのだとも思います。
なぜか?
繰り返しますがコンプレックスがあるからです。
弱いところが多い分、人の恥ずかしい部分(大抵の人はコンプレックスを恥ずかしいと思うことが多い)に共感できるのです。
ワインが好きではなかったからワインが苦手な人の傾向や苦手な味に敏感になって、飲みやすく楽しめる提案ができるのです。
今でもいろんな会社から声をかけていただけるのはそういったことの積み重ねだからなのではないでしょうか。
仕事以外のことでも同じで
「あいつ今元気かな?」
に始まり
「今仕事何してるんだろ?」と
ふと気になったことを聞いてみたのがきっかけでそこから新しい仕事が始まったり
久しぶりに会って飲んだりして昔のことを思い出し、また頑張ろうと思えたりすることだってあります。
時にはお節介と言われるかもしれません。あと僕長男なんでなんか気になっちゃうんですけどもね。笑
そこまで他人を気にかける気持ちはもしかしたらお節介かもしれませんが
僕は「繋がり」というプラスの面を見ていたいと思います。人はいつだって人と繋がっていたい。僕もそうです。寂しいのは嫌だ。痛いのはそれなりに我慢できるけど、孤独は我慢できない。
一見するとコンプレックスは弱さです。弱点です。
ですが使い方次第では大きな武器や強さにすることができます。
なぜなら弱い人の気持ちがわかるから。
僕の知り合いですごく自己肯定感の強い人がいました。とにかく明るい。真相は知りませんが、とにかく悩むことがないと。
確かに悩むのはね、意味がない…とは言い切れませんが、些細なことから悩むことが多い僕は当時その人のことが羨ましくて仕方がなかったんです。
いいな〜楽しそうで。みたいな感じで。一度聞いてみたんです。どうしてそんなに明るいのか?と。
そうするとその人は言いました。
「悩むなんて弱いやつがすることで、人生に必要がない。だったら行動する方が絶対に良い。ウジウジしているやつを見ているとイライラする」
「酒飲めないのに酒の場にいるやつとか、乗り気じゃないのにいるやつとか、すぐ落ち込むやつとかもうビンタしたいわ」
びっくりしました。とんでもないなと。
僕なんてめっちゃ当てはまるじゃんか。え、こわ。いつかなんか言われるかな…と思い徐々に距離をとっていきました。
もちろんその人はその人なりの考え方で最大限できる楽しみ方などがあるし、悪気があって言っているわけではないのもわかっていたつもりです。
もしかしたらお酒が飲めないのにお酒の席にいる人はその人からしたら見ていてイライラするかもしれません。飲めないのにいるなよ。と思っていたことでしょう。
もしかしたらお酒は飲めないけど雰囲気が好きだからいる人だっています。
乗り気じゃないけど断れなかったという人だっています。
仕事だと割り切って我慢している人もいるはずです。
僕もそう、断れずにとりあえずいたことも何回もあります。
なのに会計はどんなに飲んでも飲まなくても割り勘ていう時もありました。ひどいもんだ。笑
ただ、自分がそういったことが苦手だった過去があるからこそ、お酒は無理しなくていいよ。とか
乗り気じゃない人がいるなら無理強いさせない配慮をする。というように気を配ることができているのだと思います。
そもそも就業時間以外はどのように時間を使おうが本人の自由ですからね。そうもいかないのが社会人ですが…。それはひとまず置いておいてと。
これも自分が元はお酒の場が苦手だったからできることで、最初から好きだったら多分ここまで気を遣えるかどうかと聞かれたら上手にできるかわかりません。
みんないるのになんで来ないの?とか言ってしまうかもしれません。
お酒以外にも弱点ばかりの僕はもう一つ例をあげると、とにかく胃とかお腹を壊しやすいので、いろんなことに最大限注意を払っています。
だいたいどこにいてもトイレの場所は把握しています。すぐお腹痛くなるので。
それでも我慢しなくてはいけない時ってあるじゃないですか?
トイレに行かせてくださいって言いにくい雰囲気のあの独特のあれ。今も苦手です。
特に体育会系の人は気合いだとか言って精神論かざしてきますけど(ちなみに僕も元はバリバリの体育会系)
無理無理。気合いでは治りません。無理っすわ。笑笑
それよりもきちんとその人を労ってあげて、自分がそうなった時労ってくれよなー
くらいの方がお互い休みやすい環境になると思います。人間お互い様です。
それでも無理強いさせる人結構いますけどね。
昔なら良かったかもしれませんが、時代が時代ですから…。
大変長くなりましたが、何が言いたいのかと言うと
コンプレックスは弱くない
ということです。本当です。この一言に尽きます。
人と比べても意味がないのは周知の事実ですが、それでも比べてしまうのが人間です。
あの人に比べて僕は…私は…やめましょう。
コンプレックスは必ず大きな武器になります。必ず武器にできます。
コンプレックスがあればあるほどその分人の痛みのわかる人になれるはずです。
接客業であればこれを武器にすればファンは増えます。
お客様がきっとついてきてくれます。接客業以外でもそうです。人望が厚くなるでしょう。
そしてそんな人が増えればいいな…。と思いながら僕は今日もビールを飲みます。
では、また!