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僕がお酒にハマったきっかけ

2021年6月6日

2022年1月加筆。

渡邉司
ワインなんか絶対飲まない

どうもサービスマン渡邉司です。

僕はソムリエというワインを生業の一つとして仕事をしています。

TwitterやInstagramで見てくれた人はもうそんなの知ってるよ。って話ですかね。

そんな僕は冒頭でも書いている通り、ワインなんか絶対飲まない。と言ってました。笑

ワインの何が美味しいの?ビールの味もよくわからんのにさ!と思っていた20代前半。

どちらかというともっぱらウイスキーやブランデーなどのハードリカーを中心にお酒を飲んでいました。

飲んでいたというかカッコつけていたという方が正しいでしょう。

だってモテたかったもん。笑

大体の仕事の根幹は「モテたい」という下心全開で日々キャンキャンしている僕ですが、それでもワインやビールの美味しさは全くわからず

あんなもんおっさんや石原裕次郎的なグラスの持ち方しかしない奴が飲む飲み物だ

と超偏見で見ていました。

ええ、今の僕はですね

「かぁ〜仕事終わりのビールがうめ〜」

「昼からのシャンパーニュ最高♡」

な〜んて言ってるわけですよ。もう冒頭の僕には誰かビンタしてあげてください。笑

でね、どこかで書いた覚えがないので改めてお酒(ワイン)にハマったきっかけを書いてみようかなと思い筆(キーボード)を取った次第です。

まずはお酒にハマったきっかけからいきましょう。

ふわっとハマった年齢とかは書いた記憶があるんですけどね。あるかな?

先ほども書きましたけど、僕はですね元々ウイスキーやブランデー。いわゆるハードリカーが専門で飲んでいたんです。

特に好きな銘柄は「バランタイン17年」これが一番好き。値上がりもほとんどせず、常に買えますし何より美味しい。

多分生涯変わらず好きなウイスキーとして僕の中で君臨すると思います。

そんなウイスキーですが、飲み始めた、そして飲んでみたいと思った理由は「かっこいいから」これにつきます。笑

基本的に何かやりたい!勉強したい!という大きな理由の一つに僕は

モテそうだから

とか

かっこよくね?

という超不純な動機と下心で生きています。

それが蓋を開けてみたら生来の気遣いと心配り(敏感力)がたまたま接客業にあっていたのと

お酒が強かった。

というのが組み合わさってこんな呑兵衛が生まれたわけです。肝臓が丈夫で良かったと思います。

男性の皆さん、下心で生きたっていいんですよ?だって男の子だもん。

まあそんな下心全開でお送りしていきますが、数あるお酒の中でもどうして最初からハードリカーだったのか?と振り返りますと

僕はですね、出身が新潟なんですけど、新潟で放送される東京のニュースとか映される場所って

1、原宿竹下通り

2、渋谷スクランブル交差点

3、新宿アルタ前

4、大晦日のアメ横

5、銀座

という5つの場所がテレビの画面から出てくる主なワードだったわけです。

実際にはもっとあるんでしょうけどね。特に耳に残っていたのがこの5つ。

言ってみれば僕に取ってはこの5箇所がワインでいう5大シャトーみたいなもので、非常に憧れを持っていたんですね。

田舎者にとっては超憧れの場所、大袈裟に言っているとはわかっていますがまさに田舎者の聖地。

これだけはいえます。田舎の人はみんなきっとこの5つの場所に憧れを持っているはず!!(独断と偏見)

ですよね!?

ね!!??

さ、そんな都会に憧れた僕ですが、中でもテレビドラマで出てくるあるシーンにやられます。

バーでウイスキーのロックを飲んでいる主人公に憧れました。

薄暗い店内でカウンターチェアに腰掛け

「マスター、いつもの」

なんて言いながら手に持っているタバコに火を灯す…。

やられました。

かっこいいを通り越して

抱かれたい

と思ったものです。笑

当時そういったバーのシーンは全部銀座で撮影されているのではないか?と本気で思っていました。笑

ちなみに余談ですが、母親が関東の人間なので

「若い時はよく銀座4丁目で待ち合わせしてたわ〜」と言っていましたが

「若い時あったんだね」と言い返してその日のご飯がなかったのはいうまでもありません。笑

さ、そんな僕はワインよりもまずハードリカーに興味を持ったわけです。

決して「マスターいつもの」と言っている男性に興味を持ったわけではありません。

まだ…一応まだ守っております。襲われたことはありますが←

さて話は飛びまして、大学受験。

ここまで読んでくれた方はもうわかりますよね?そう、無事東京の大学に進学することが決定しました。

大学入学から少し経ち、ようやくバイトを見つける時!

…ですが、何も経験もない未成年の僕がバーで働けるわけはなく、最初はカラオケ店でのアルバイトがお酒との出会いでした。

そして20歳になった時に初めてバーでのバイトを経験します。

いうてもそこまで本格的なバーではなかったのでいうほど厳しくなく

先輩たちからも、お客様からも可愛がってもらい非常に楽しく過ごしていました。

そんな時に出会ったのがあのペンギンちゃんです。

相変わらず美味しいんですわ。ペンちゃん。

お客様と飲みに行ったり、お客様に一杯奢ってもらったりと、当時から本当に良くしてもらいました。

もちろんビールやカクテルなども飲ましてもらいましたが、やはり一番飲みたかったのはハードリカー。

そんな図々しく「僕ハードリカーが飲みたいんです」とは

言いましたけど。笑

いや、本当はダメですよ?遠慮という言葉を知らなくてはいけません。笑

それでも若い奴が図々しく「これが飲みたいです」と言うのは奢りがいがあるのでしょう。

「おうおう飲め飲め」なんて感じで飲ませてもらいました。

スコッチ、カナディアン、テネシー、ジャパニーズ…

その中でも特にアイラを飲ませてもらった時は衝撃的でした。

created by Rinker
Ardbeg(アードベッグ)

いやーこれは本当に衝撃でした。笑

マッカランやバランタインも美味しく、今ではなかなか手に入りにくい山崎12年や響17年だってとても安く、酒屋に行っては買っていました。

…取っておいて売ればよかった(小声)

てな感じでお酒の世界にハマっていったわけです。

その時にバーで働いたり連れて行ったりしてもらったおかげで今こうやって働けると思うと

いつの時代も僕らはお客様に育てられるなぁ。

と実感します。

さ、次回はいよいよワインの世界にどっぷりハマった理由についてです。

乞うご期待!!!

当時これ8000円ですぜ…

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渡邉司(Watanabe Tsukasa)

銀座、西麻布などのレストランにてマネージメント業務やソムリエ経験を生かし、レストラン経営コンサルタントとして独立。 現場に立ちながら他会社のワインリストの作成やスタッフ教育など人材育成にも力をいれる。 芸能人のマネージャー経験もある変わり者。 J.S.A.認定ソムリエ、HRS協会認定西洋料理テーブルマナー講師

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