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「採用担当向け」接客業に向いている人の見分け方

2020年10月26日

2021年9月加筆。

どうも、こんにちは渡邉司です。

少し涼しくなってきましたね。なんだか毎年毎年天候がおかしいというか、いきなり暑くなったり寒くなったりとね…そりゃ身体もおかしくなりますわ。

なんて思いながらコーヒーを飲む毎日。ルーティンを作ることでちょっとした身体の変化を感じ取れるだろうとカッコつけてやっていますが、生来の飽き性が炸裂し、というか朝起きれないこともありあまりコーヒーを入れる時間がないのはここだけの話。笑

「わ〜司さんておしゃれでかっこいいんですね」なんて言われたいのとシガリロを楽しむ口実が欲しいだけです。ツヅケラレナイ。

さてさて、コーヒーのことは置いておいて、涼しくなってきて濃い赤が飲みたいよね。なんて思いつつ、やはりロゼワインやオレンジワインに手を出してしまう僕はもう取り憑かれています。ワインの虜です。

この前お客様と話していたのですが、年中飲めて美味しいなんてロゼとオレンジくらいじゃないですかね?もちろん全て美味しいのですが。

どんなに安いワインだろうと高いワインだろうと良いところを見つけるのがソムリエの仕事だと思っていますが、基本何でも美味しいといってしまうので「本当に味がわかるんですか?」とたまに聞かれるので直そうと思う今日この頃。

でもやっぱり造り手が込めた想いがあるから良いところ見つけてあげたいじゃないですか?

明らかに欠陥だとわかるところはもちろん言いますけどね。テイスティングのお仕事お待ちしてます←

さて本日はですね。これまた色々な方に質問を受けることがありまして。

接客業に本当に向いている人ってどんな人ですか?

と大手の採用担当や街場のオーナーさんなどから聞かれます。

お金と時間を払って採用するのですから、やはり会社の利益とならなければいけないのは雇われる身としては当然のこと。

そして企業側は長続きする、そして会社の利益となってくれる(稼げる)スタッフを欲しがるのはこれまた当然のこと。

需要もあるし、供給もあるのにどうもバランスがうまくいかないのは接客業だけでなく全ての職種に言えることではないでしょうか。特に飲食業。

そして僕もたくさんの後輩や部下、先輩、上司、オーナーを見てきて実感しています。

会社に依存している人や、独立心が強すぎる人、上に噛みつきまくる人、それとなーくやればいいと思っている人…etc

みんな違ってみんな良い

というのが理想ですが理想だけではうまくいかないのもまた事実。

そこで今回は僕なりの見解で見たどのような人が接客業に向いているのか。を書いていきたいと思います。

さて、面接で良く聞かれる、採用者が聞く質問として多いのが

「人と話すのは得意ですか?」

とか

「コミュニケーションに自信がありますか?」

みたいなわかりやすく接客業ができそうな人を採りたいという質問、良くありますよね。

僕も良く聞かれていました。まあ当然ですよね。人と対面で話をしたり提案したりする仕事ですから。

昔は当然だよなー、人と話すことが苦手な人は向いてないよなーなんてぼんやりと思っていたのですが

もし僕が採用担当で実際に面接をして同じような質問をしたとしましょう

「はい、人と話すの好きです」「コミュニケーションは得意だと思います」

という人のこと多分採用しません。まあ大体見ればどんな人かわかりますからこれだけで一概にダメとは言いませんけど…。

人と話すのが好き、コミュニケーションが得意。もちろん素晴らしいことです。人間関係を円滑にするためには大事なスキルです。資格云々よりもコミュニケーション能力が高い人を僕なら積極的に採用します。

でもですね、これが接客業になると変わってくることを意外と知らない人が多いんです。

僕らの仕事は基本的にお客様を喜ばせる仕事です。主役はお客様です。

料理でも、ワインでもないですし、ましてやシェフやソムリエすら主役になってはいけないんです。

基本的にはお客様が主役なんです。

お客様を喜ばせてナンボの世界。その延長にシェフがフォーカスされたり、サービスマンやソムリエが評価されるのです。

自分は話が得意とか人と話すのが好きとかぶっちゃけ8割くらいどうでもいいんです。

人を喜ばせるのが好きな人、人の喜ぶ姿が嬉しいと感じる人がこの仕事に向いているんです。

とあるミシュラン星付きの総支配人とお話をした時に同じことを言っていました。

「結局人が喜んでいる姿を見て嬉しいと感じる人がこの世界で生き残れる。そしてそれは仕事の仕方を見ればわかる」

当時僕もレストランでそれなりの役職についていたので良くわかると同時に、手前味噌ですが同じ感覚になってきていると自分を褒めました。笑

ちなみに僕は歩き方を見れば接客業に向いているかいないかの見分けがつきます。特に飲食のスタッフはほぼ100%見抜けます。

もちろん清潔感があるとかきっちりとしているとか大事ですけどね。

大事なんですけどね清潔感。まあこれはまた別な機会にしましょう。

では、この人が喜んでいる姿を見て嬉しいと感じることができる人なら、人と話すのが苦手で良いのか…と言われたら間違いなくそれはそれで違います。

やはりコミュニケーションは取れないといけません。

でもこれもはっきり言えますが、人ってそういう環境になればほとんどの人は改善するようにできているんですよ面白いことに。その期間はもちろん人によって短い人もいれば時間がかかる人もいますけどね。

一番大切なのはやはり人が喜んでいる姿を見るのが嬉しいというのが大前提の人。

そしてこういう人は基本的に誠実ですから。仕事にも人にもね。

誠実さってこれまた面白くて、滲み出るんですよ。オーラというか雰囲気で。

どんなに見た目が良くても料理が美味しくてもワインをたくさん知っているとしても、誠実でない人はこの先仕事がなくなっていくと思います。

むしろ不器用な人の方が良いんじゃないんですかね。不器用でも必死に何かを伝えようとする姿勢は刺さりますから。心にね。めっちゃテンパるけど。笑

ただのカッコつけで仕事をしている人は見抜かれます。そして見抜かれたことすら気付くことができないので、将来的には生き残れないでしょう。

かと言って不器用なだけでも良くないんですけどね。きちんとできることをきちんとする。これがより大事になってくると思います。

今までは実力があれば大丈夫でした。暴言を吐こうが暴力を振おうがお客様に横柄だろうが。実力があれば成り上がることは非常に簡単でした。

しかし、世間的な情勢が変わり、ニーズも変わり、そして色々なお店がなくなり様々な人材が世に溢れていきますので

実力をつけること+誠実である人しか自分のキャリアを守れません。悲しいことに事実です。

少し話は逸れましたが、誠実に仕事に向き合っていればコミュニケーションの改善だってできますし、自分の力は伸びていきます。

何度もコラムで書いていますが、元々僕は超がつくほどのコミ障。基本自信がないのでボソボソ話してしまいます。

僕を知っている人は皆「嘘つけ!!!!」って言ってきますけどね。笑

それを超荒療治でコミュニケーションができないのを改善したくて接客業(学生の時にカラオケ店のバイト)に飛び込んだら接客が天職だった。というね。人間わからないものです本当に。笑

こんな僕でもできたわけですから。苦手だな〜って思っている人も、うちのスタッフにもコミュニケーション苦手な子がいるよな〜と感じているマネージャーの人も大丈夫です。

導き方ですから。そしてその人との向き合い方ですから。

お互いが誠実に取り組めばきっと大丈夫です。一番難しいですけどね、それが。

では、今日はこの辺で。私ちょっくら葉巻燻らせてきます。

また来週〜。

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  • この記事を書いた人
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渡邉司(Watanabe Tsukasa)

銀座、西麻布などのレストランにてマネージメント業務やソムリエ経験を生かし、レストラン経営コンサルタントとして独立。 現場に立ちながら他会社のワインリストの作成やスタッフ教育など人材育成にも力をいれる。 芸能人のマネージャー経験もある変わり者。 HRS協会認定西洋料理テーブルマナー講師

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