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2022年を振り返って

明けましておめでとうございます。

サービスマン渡邉司です。

主に体調不良な一年だった2022年。

むしろ2021年の下半期からずっと体調が良くなくて流石に激しく動きすぎたかも?と思いながら走り続けた2022年。

とりあえず無事に新年を迎えることができて少しホッとしています。

仕事納めもしたので職場には行きませんが、パソコン一台あればなんでもできるので変わらずお仕事しております。

さて、2022年を振り返ろう…と思ったのですが、正直あまり記憶がなくて何を書こうか考えながら打ち込んでいます。

目次機能の使い方に慣れるべく、見出しの設定とともに目次から読みたいところへドウゾ。笑

ソムリエ資格の取得

とりあえず大きな?出来事としてはソムリエ資格を取得したことですかね。

前にも書いていますが、正直ソムリエ資格の取得には興味がなく、どちらかというと「サービス」というものに興味があってずっとサービスに必要な技術を磨いてきたんですね。

いろんなところで言っていますが、ソムリエである前にサービスでしょうが。

と生意気にも思っているわけです。

あとはワインだけじゃなくコーヒーとか他のお酒とかテーブルマナーとかその他諸々も知っていなきゃいけないからワインどころじゃない。ということも思っていたので。。。

でも流石に業務委託契約とかを結んだり様々な仕事の依頼を受けるときにネックになってくるのが

ソムリエ資格の保有者である。

だったんですね。そりゃあ「持っていないのに詳しいね」というのは実際に話したり働いてみたりしないとわからないわけです。

逆も然りですが。

それでもね、履歴書等に「ソムリエ資格保有」と書いてあればとりあえずの信頼はあるわけです。

それもあっていつかは取らなきゃいけないな〜と思っていました。ずっと取らなかったけど。

あと受験料に3万も払うならそのお金でレストランとか行けるじゃん。みたいなね。

そんなことを思いながら一向に受けないまま何年も経ち、ついに昨年重い腰を上げて申し込み期限ギリギリで申し込んだ2022年度のソムリエ試験。

元からスクールには行かずに独学で取得する。というのをルールとして決めていたんですね。ギリギリで申し込んだのもありましたけど。

別にスクールを批判するつもりは全くないので誤解されたくないのですが、通う必要性を感じなかったんです。

お金が別にかかるし、あとはなんでしょう……意地ですね。笑

毎日毎日現場にいてワインに触れて、お客様にワインのことを話すんだから知識もそうだしテイスティングだって伊達に長く現場でやってないわ!できて当然やろがい。

なんていろんなところで言ってるもんですからね、そりゃあ意地でも受からないとね。。。まあこの辺はブログを読んでいただけたら。

ただ、色んな職種(主に○Aさんとか)の人と仲良くなれたり知り合える機会って意外となかったりするので通えばよかった。と後悔はしていますが。笑

そんなこんなで取得できたソムリエ資格。とりあえずホッとしています。

むしろ取得したからこそのプレッシャーの方が大きく、より知識も経験も積んでいかなくてはいけないなぁと思っています。

びっくりするほど体調不良

書いてある通りです。本当にびっくりするほど体調の悪い年でした。笑

知っている人は知っていますが、初めての方や久しぶりの方はこちらをお読みください。

 

健康第一。まさにこの言葉を痛いほど痛感しました。コロナにもなりましたし。精神的な病にも悩まされました。

疲れているのに眠れず、嫌な夢見ては汗をびっしょりとかき、仕事にいく前に過呼吸になったりと本当に悩まされました。

また別な機会でお話ししたいので割愛しますが、辛いなら逃げることを僕は推奨します。限界越えるとリアルに飛びます。

働き方を変えました

これも大きいですかね。大きく働き方を変えました。

身体や精神を壊すほど働いてきたからこそ実感できますが、壊すほど働かなくても良いんだなと思っています。

がむしゃらに働く時期というのはどんな人でも必要だとは思いますが、度を超えて…というのはおすすめできません。

特に僕のように今後もサービス業、飲食業、接客業で働いていくなら尚更です。

上記のようなお客様と対面する仕事は思っているよりも気を遣いますし疲れます。営業の人とかもそうですかね。

特に昨今はね…モンスターのようなお客様が増えてますし、結構若い子の方が繊細な人が多いと思うので精神を病んで退職。という話を結構聞きますから、無理はしてほしくないです。

休みをしっかり取って、休日は仕事のことは考えずに趣味や好きなことをする。そして仕事を頑張る。

簡単なことですが、意外と難しいと僕は実感しています。だからこそ余計に感じます。

休める時は休め。飛ぶぞ。

神を飲んだ

非常に大袈裟に書きますが、神と対峙しました。

 

まさかこんなにも早く飲めるなんて思いませんでした。シャトー・ペトリュス 2014。

いつか飲みたいワインというのは個人的にいくつかあるのですが、その中の一つがこのペトリュス。

値段が値段ですから、飲める機会なんていつ来るんや。。。と思っていたのですがひょんなことから飲むことができました。

久しぶりにワインを飲むことに対して恐怖を感じる一本だった。というのが正直な感想です。

まだワインのワの字くらいしか知らないときにDRCのグラン・エシェゾーを飲んだことがあるのですが、その時も非常に緊張したのを覚えています。

ですが自分にわかるのかな?という感覚の方が大きく、怖いと思うことはなかったような気がします。

今はそれなりにワインを仕事にしていますし、そこそこ量も種類も飲んでいます。有名どころはある程度飲んでいます。

お客様にテイスティングコメントを求められることもありますから、ワインを飲む。ということに関しては動じないと思っていました。

が、このシャトー・ペトリュスだけは違いました。

今までのどのワインよりも別次元で、ワインという飲み物というか液体では表現できない感覚でした。

とは言ってもワインという液体であるには変わらないので「神を飲む」とあえて言いますが…笑

ほんの30mlくらいを1時間かけて向き合う上質な時間。周りに人はいたのに自分の周りだけ音が遮断されたような感覚。

あの経験をまたしたいか?と言われたら間違いなく「嫌です」と言えます。ですがいつかまた飲むことができる日を楽しみに仕事をしていきたいと思います。

以上が2022年の主な出来事ですかね。あとはずっと仕事をしていました。海外への輸出の仕事もフワッとしたりとなかなかできないような仕事にも触れることができた一年。

大体ずっと仕事しかしてませんでしが、お客様とも変わらずお付き合いさせてもらえたり飲みに行ったりと

自分で言うのもアレですが、可愛がってもらいました。笑

そんな可愛がってもらえる愛嬌や人間力は忘れずに今年も真摯に仕事に人に向き合っていけたらと思います。

では、2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

渡邉 司

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渡邉司(Watanabe Tsukasa)

銀座、西麻布などのレストランにてマネージメント業務やソムリエ経験を生かし、レストラン経営コンサルタントとして独立。 現場に立ちながら他会社のワインリストの作成やスタッフ教育など人材育成にも力をいれる。 芸能人のマネージャー経験もある変わり者。 J.S.A.認定ソムリエ、HRS協会認定西洋料理テーブルマナー講師

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