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Chateau d’Yquem 2007

どうもTsukasaです。本日はいつも以上に乱れております。ご了承ください。

突然ですが僕、昇天しました。ワインを飲んで。

興奮冷めやらぬ状態(1週間経っていますが)で書いているのでいつも以上に誤字脱字が多いと思いますがご了承ください。

あのですね、僕は髪を切りに銀座に行くんです。月に一度。

前は日比谷線の沿線に住んでいたのでよくフラリと銀座に遊びに行っていたのですが、今は少し離れてしまいましたので前ほど行くことはなくなったんですよ。

それでも必ず銀座に行きます。銀座という街が好きなんです。

でね、そんな銀座で髪を切るときは必ずと言っていいほど終わったらお寿司を食べてワインを飲んで帰るのが銀座ルーティーンになっているのですが

ふと先日、同じように髪を切り、お寿司を食べ、ワインを飲んでたんですね。

ボルドーの白に始まりバローロやシャトーオーブリオンなどなど、錚々たるメンツのワインを飲んで上機嫌だったわけです。

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シャトー・オー・ブリオン

やはり高い…

ご時世的にね、あまり騒いではいけませんが周りに人がいなかったので

ウッヒョ〜最高だぜ!!!

みたいな。テンションだったわけです。

あ、もちろん心の中で言ってますからね。ご安心ください。

で、しこたま食べて飲んでをした後に最後の締めの一杯を飲もうとしたわけです。

貴腐ワインがいいかな〜

グラッパでもいいな〜

あ〜でもシェリーもいいよね〜

と色々物色していると目に映ったのが

Chateau d’Yquiem 2007

もう即決です。これしかありません。

銘醸ワインを飲んだ後に飲む極上の貴腐ワインはどうでしょうか?

ちなみにシャトー・ディケムとは?こんなワインです↓

シャトー・ディケム…貴腐ワインと言われる甘口の白ワインですが、たくさんある種類の中でも世界最高峰の甘口白ワインと言われるシャトー・ディケム。一本のブドウの樹からグラス一杯しか造られないという貴重な代物。

有名なワイン漫画「神の雫」では、1976年のシャトー・ディケムが第十二の使徒として選ばれたのでご存知の方もいるのではないでしょうか?

皆さんには釈迦に説法ですので、これ以上は書きませんが

ざっくりいうと

すごく甘くてめちゃくちゃ高いワイン

という感じです。すごくざっくり言いますが。笑

平均でいくらですかね?一本5万円くらいはするのではないでしょうか?とにかくとんでもなく高くて甘いワインなんです。

昔某三つ星レストランで注文した時は確か一杯1万円程度だった気がします。当時はとんでもないなと思っていましたが、今になるとすごく安いということがわかります。いや、高いんですけどね。

そんな世界最高峰の甘口ワインですが、実は以前にも飲んだことがあるんですよ。

しかも2005年と今回と同じ2007年という素晴らしいヴィンテージのディケム。

「はい、これあげる」なんてグラスでもらったんですけど、いやもう強烈。

甘いのはもちろん品があってエレガントで包み込んでくれる優しさがあって後光が差して…まだまだ勉強したての僕に取ってキャパシティを超える程のワインだったのですが、間違いなく美味しい。と言えるワインでした。

くらいの記憶なんですけど、今回は違います。それなりに色々なワインを飲んできたつもりです。さてさて、どんな感じでしょうか。

……

………

はい、やられました。完全に逝きました。冗談ではなく本当にブワッと目の前に景色が広がります。

以前ですね、こんな記事を書きまして。

感動したワインから見る成長の曲線。

こちらでシャトー・ル・パンを飲みました。なんて生意気なことを書いてそのまま成長曲線とは?みたいなことを書いたわけです。

知識も経験もないまま飲んだあの頃と違います。

仕事として、趣味として、人生として真剣にアルコール(笑)に向き合ってきました。

はっきり言わせてください。

人はきちんと成長します。

本当に。以前飲んだ時よりも確実に、的確に話すことができます。

すごく良いタイミングで飲めたのはもちろん、開けて時間が経ち、この一本に関してはちょうど良く落ち着いた状態でした。たまたまかもしれませんが。

実はこのシャトー・ディケム。良い年は100年以上熟成が可能だと言われている素晴らしいワインです。

とすると、今飲むには早すぎるかもしれません。まだ14年くらいだし。

ですが、はっきりと言えます。

今まで出会ったワインの中で間違いなくトップ5に入るくらいの感動です。

酸や甘み、コクや余韻、全てがバランスよく球体のような状態でした。

これは個人的な感想ですが、最高の状態のお酒ってシャンパーニュでも白でも赤でもロゼでもオレンジでもなんでも球体のように丸いと思っているんです。

ワインに限らず日本酒やウイスキーでもそうだと思っています。

まさしく全ての状態が良く、球体。なんとも言い難い表現かもしれませんが確かにそうだと思っています。

Chateau d’Yquem 2007、確かに球体でした。

素晴らしく良い状態で飲めたこと、そしてそれを評価できる自分でいたこと、大袈裟ではなく出会うべくして出会ったワインだと思っています。

一度も開けずにしっかりと熟成させた状態で飲んだとしたらまた違うかもしれませんが、あの一杯に関しては間違いなくあの時がジャストなタイミング。

グラスを通して語りかけてくる声は女神のように甘美で優しく、僕に寄り添い背中にそっと手を添えて頷き、受け入れてくれる愛の深さ

本来であれば目を見るのも恥ずかしく逸らしてしまうかもしれないのにじっとこちらを見つめて離さない真っ直ぐさ

抱きしめようとするとスルッと逃げられてしまうはずなのにまた追いかけたくなる衝動

他人なはずなのに感じる母なる大きな愛

繰り返しますが最高の状態でした。今目を瞑っても注がれた瞬間からグラスを回して香りをグラス内に纏わせた時に香る芳香や口に含むまでにつたう道筋、鼻腔を通り感じる格、ふわっと風が吹くように抜けていく残り香。本当に素晴らしいワインでした。

と、つらつら書いておりますが、大丈夫ですかこれ?

普段ね、色々変態変態言われてもちろん自負していますが、今回は相当やばい気がします。笑

冗談ではなく本当に神の雫のようにワインの世界がブワッと出てくるんです。神の雫読んだことない人は買って読んでみてください!

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それだけ素晴らしいワインだと言うことを言いたかったのです。

景色がブワッと出てくる経験はないとしても、すごく美味しくてこれがきっかけでワインにハマりました。なんて一本はきっとあるのではないでしょうか?

いつか自分がどハマりしたきっかけのワインを持ち寄って色んな人とあーだこーだ言いながら楽しく飲みたい。

ネガティブなことは禁止でポジティブに楽しむ。が条件でね。

さ、そんなことも思いながら飲んでいましたシャトー・ディケム。

本当に飲めて良かった。なんか違う世界に一歩踏み入れた気がします。気がするだけですが。笑

飲む機会はなかなかありませんがぜひ機会があれば高いですが一度飲んでいただきたい。

ぜひ共に変態の世界へ。笑

では、また

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同じヴィンテージをまた、飲みたいなぁ。

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渡邉司(Watanabe Tsukasa)

銀座、西麻布などのレストランにてマネージメント業務やソムリエ経験を生かし、レストラン経営コンサルタントとして独立。 現場に立ちながら他会社のワインリストの作成やスタッフ教育など人材育成にも力をいれる。 芸能人のマネージャー経験もある変わり者。 HRS協会認定西洋料理テーブルマナー講師

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