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正しい継続は力なり。

2020年12月20日

どうもTsukasaです。

Instagramでのテイスティングコメントは週6。

そしてコラムは週1のペースで更新しています。もっと記事を有益にするにはどうすればいいのか…。と考えることが増えました。

ありがたいことに色々な反響があり書く意欲にもなっています。ありがたい。

さて、そんな描き続ける、表現し続けることをこの半年ほど日課にしてきましたが、どんな良いことがあったのでしょうか。と自分を振り返ることにしてみたんです。ふと…夜中にね。

・表現の仕方や言葉を選ぶようになった。

言葉を選ぶ…僕のクライアントはもちろんプロもいますが、今勉強し始めている人もいます。色々な人が見ているのでどうすれば伝わりやすくなるか、そして理解してもらえるのかということを意識するようになりました。現場にいる時僕らは対面で仕事をしているので顔が見える相手とは雰囲気やニュアンスを伝えることができますが、それを文字として表すのは意外と難しかったりします。ですがそうすることでより的確にわかりやすく簡潔にできるようになったのではないかなと思います。

・より五感を使い感じるようになった。

僕は今ワインという大きな武器があります。一本一本違うその味わいや香り、そして飲んだ時の感覚を五感をフルにして使えるようになってきていると思います。筋トレと一緒で細胞を刺激し続けることによって意識がより味覚や嗅覚、触覚などに向くようになり味わいの感度が広がり、より的確な味や香りの評価ができるようになっているのかなと。

・楽しみの幅が増えた。

これが一番良かったかも知れません。例えばワインだけでなくウイスキーやビール、ブランデーなど他のお酒への興味関心が前よりももっと伸びてきました。もちろんワインだけでは良くないので、シェリーやグラッパ、葉巻や音楽、絵画など以前から興味を持っていた物への知的好奇心が増え時間がより必要になってきたのですが。笑 それでもそれが血となり肉となること、腑に落ちることも増えてきました。

ざっとあげるとこんな感じですかね。ウソのような本当の話で毎日することで色々なことが付随して伸びていく感じなんです。

もちろんフォロワーや読者も伸びていくのもなんだか嬉しい…。照

しかしInstagramやこのコラムのようにどんな人が見ているかもわからないところに発信をすることって結構リスキーというか危険を孕んでいるのも事実。

「あいつの言っていることは間違っている」

「少し違うんだよな〜」

「根拠ないこと言ってんな」

などなど、アンテナを張る分キャッチすることも増えるわけです。もちろんビジネスとしてクライアントに提案をする際には根拠を示したりデータを出すというのは必要です。

が、それでも個人として発信していく中で言葉を選んだり根拠を示すことはもちろんですが、なにより継続することに意味があると僕は思っています。

何回も言いますが、10人いれば10通りの考えがあるわけです。合う合わないはどの意見にだってあります。あって良いと思います。いや、なくてはなりません。

色々な情報や発信されたものをたくさん目にすることにより自分の中での物差しが整ってきて、取捨選択できるようになります。そしてその中で常に自分に合う合わないを精査していくことの方が大事なんじゃないかなと。

僕は昔は良く人と比べたりして落ち込んだり考え込んだりしたことも多く(今もありますけども。笑)自信がなくなることも多かったのですが、それも少なくなりました。

自信がなくてもホールに立てばどんな人でもプロですから、落ち込む暇もないのと、とりあえず今の自分にできることを120%でやることに意味があるんじゃないかなと思えるようになりました。

というか立ち止まる前にとりあえず数こなして自分なりのデータを取ることの方がいいよね的な開き直りも必要かなって。

このコラムもそうですが、Instagramもまだ初めて1年もたっていません。書くのは誰でもできますが、これを3年、5年、10年と書き続けることは難しい。

ですが、続けなければ意味がないと思い書いています。それがいつか自分の財産になりますし業界のためになると思って。

そしてここで一つ、継続していくことで大事なこと…それは

正しい方法でやっているか?

ということです。

筋トレもそうですが、正しいフォームでやらないと変なところに筋肉がついてしまいますよね。

このコラムもそうですし、仕事も同じです。正しい方法で量をこなしていかないときちんとした結果は出ません。そしてきちんとフィードバックをすることも大切です。

仕事なら上司から、コラムなら読み返したりして加筆修正をするなど。

そしてそのフィードバックを元にさらに軌道修正をし、再度やってみる。

この繰り返しで能力や仕事を伸ばしていくのです。

もちろんそのフィードバックは正しいのか。ということも念頭に入れて受けること。そしてする側も意識をすることです。疑問に思うことは調べるなりその場で聞くなりする。

その繰り返しで成長していくわけです。

ただ、ここも難しいところで、どれだけやれば自分が伸びるかというのは本当にわからないのです。

ある日突然「あ!」となることもありますし、年単位で同じ感覚…全然伸びていないと思うこともザラです…。そういう人たちもたくさん見てきました。

例えば筋トレならどれだけ筋肉がついたか鏡越しに自分の姿を見ればわかるわけです。

ですが、テイスティングやサービスというのは実力がついたとしてもそれが結果(お客様に喜んでもらえる)に結びつくかと言われると難しいのです。

自分としてはできた。と思っても実は独りよがりの結果だったりするわけです。

僕もそうでした。全くわからないのです。自分が正しくできているのかどうかが。

当時はなかなかハードな環境にいましたから、どのように対処したら良いかもわからないですし、その対処を仕方を教えてくれる人もいませんでした。ほぼ自己流で全て行ってきました。

幸いその後に勤めた会社できちんとしたフィードバックを受ける機会に恵まれたのできちんと修正できていると思います。ですが、それでも毎日反省し、修正しそしてまた行うの繰り返しです。

それくらい継続するのは難しいのです。

そしてそのための一つの答えがひたすら人目につくようなところ…今でいうSNSなどで発信するということにたどり着きました。

記事を上げる。テイスティングのコメントをする。人のを見て真似る。模倣する。そして修正する。

それの繰り返しで先ほど書いた三つになるわけです。ただこれもこのさき続けなければ意味がありません。

そしてこのコラムを色々な人に見てもらい、そして参考にしたり反面教師にしてもらったりして構いませんので、良い意味で踏み台にしてもらいたいのです。

それが自分の血となり肉となって仕事に生かしてもらえること以上の喜びはありません。

そのためにこれからも描き続けたいと思います。

では、本日はこの辺で。

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渡邉司(Watanabe Tsukasa)

銀座、西麻布などのレストランにてマネージメント業務やソムリエ経験を生かし、レストラン経営コンサルタントとして独立。 現場に立ちながら他会社のワインリストの作成やスタッフ教育など人材育成にも力をいれる。 芸能人のマネージャー経験もある変わり者。 J.S.A.認定ソムリエ、HRS協会認定西洋料理テーブルマナー講師

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