どうもこんにちはバトラーでございます。
Instagramから連動して更新していますこちらのコラム。
最近より一層プロの方が読んでくれているみたいで恐縮しつつ
きちんとしたものをしっかりと書かなくてはいけないなと気を引き締めています。
さて、飲食業ならびに接客業をしている方向けに書いていますが
きっと皆さん知りたいであろう接客のコツを今回は書いていきたいと思います。
さて、飲食店で働いてる方は特に気にしているのが
お客様の居心地のよさではないでしょうか?
料理も美味しい、飲み物も美味しい、店員の愛想もいい
でもなぜだか居心地が良くない…そんなことを思ったことはありませんか?
実は僕もそうでした。年間に使う飲食代にはそこそこだと思っていますが
リピートしたい。と思えるお店はなかなか多くないのが現状です。
今もですが、僕自身もまだまだ修行中。どういうお店が流行るのか、どういうお店に人がつくのか。
個人レベルではなく会社、お店レベルとして…。そんなことを日々考えながら仕事をしています。
そこで一つたどり着いたのが、居心地のよさでした。
少し前にサードプレイスという言葉が流行り、家でもない、職場でもない、自分だけの第3の場所…。
誰にも邪魔されない自分だけの時間。
そしてそこにルーティーンのようにきてもらうこと。
その条件は多分居心地のよさなのではないかなと思っています。
料理が美味しい、飲み物も美味しい、そしてスタッフが良い人。
それ+居心地のよさ。それが合わさってリピートするお店になると思います。
そしてそれはどんな名店でも自分の肌に合わないお店は居心地が良くならないというのがまた不思議なところ。
カフェだと緊張しないけどレストランは緊張してしまう…。的な。
例えば初めてレストランに行く時、なんだかそわそわして落ち着かないなんてことはありませんでした?
僕は初めてのレストランが某有名三つ星のグランメゾンだったのですが、ほとんど記憶がありません笑
カッコつけて女性を連れて行ったのですが、どのようにエスコートをすれば良いのか全くわからず
逆に彼女に教えてもらい恥ずかしいやら嬉しいやら複雑な気持ちでいっぱいでした。
男性を本当の男にするのは女性だと色々な諸先輩から言われていたことが理解できた瞬間でした。
まあこれはまた別な時に記事にしましょう。
このコラムは大人の男性育成コラムでもありますから。笑
さて、話がそれましたがこの居心地のよさの正体は
「スタッフのタイミングの良さ」だと僕は思います。
例えばお店でご飯を食べているときに
「お水が欲しいな…」と思うことあると思いますが
「すみません、お水ください」と言われる前に出てきたら嬉しくないですか?
あとは「何かもう一品食べたいな」とか「もう一杯飲みたいな」と思うこともあると思いますが
そんなときにスっとメニューが出てくると「お、気が利くね」と思いますよね?
そう、居心地のよさとはお客様のニーズを先読みすること
そして
それが絶妙なタイミングで来ること
だと言えるでしょう。
でもこれ相当難しく、ただ言われる前に先回りするだけではなく
的確にそしてさりげなくできるのが良いのですが
これが本当に難しい。僕だって100%できているかと言われると多分できていません。
完璧であれとは言いませんがやはりお客様に最大限楽しんでもらうためには完璧であることは必要なことで。
それをさらりとできるスタッフが増えるともう最高です。
ちなみに居心地のよさでよく言われるのが
座り心地の良い椅子とか音楽とか明るさとか
いわゆるハード面が言われることが多いです。
記事にも取り上げやすいですしね。
もちろんハード面も大事ですが、一番大事なのはスタッフが醸し出す空気感。
そしてそれは「気が利く」
その前の段階の「気がつく」ことに尽きると思います。
こればっかりはどんなにお金をかけても手に入りません。むしろ天性みたいなところもありますから。
なのでスタッフを育成する上司への責任は非常に重たいのですが、飲食業では「先輩がやっていることから盗め」的な精神論が未だ根強いのが現状です。
それでは人は育ちませんし、ついてくる人も出てきません。
もちろん責任の取り方は背中で見せてあげることが大事ですが…。
では、今回はこの辺で。
次はこの接客のコツをですね、具体例を挙げながら書いていきます。
ではまた。