どうもこんにちは。今日は昨日書いた記事の続きです。
さて、前回はコミュニケーション能力を改善するための荒療治で接客業を始めたと書いたところですが
今回はですね、どうして接客業…その中でも飲食業を選んだのか。
ということを書いていきたいと思います。
25歳でとあるお店の立ち上げをしたのですが、まあこれが大変で大変で。
ご飯もろくに食べれず睡眠も取れずでもうあれですね。身体と心が崩壊していたんですね。
なんせ立場は責任者。しかも右も左もわからないではなく
上も下もわからなかったかわいらしい青年だったわけです。笑
それでも責任感の強さからなのか
どこかで腹を括っていたのかわかりませんが
ひたすら仕事に打ち込んでいました。
接客のやり方、オーダーの取り方、料理、食材、ワインなどのお酒…
わからず誰も教えてもくれなかったのでもうがむしゃらにやりました。
休みの日には自腹でレストランに行き、予約するときも
「今飲食店で働いていて勉強しています。色々と教えてください」
なんて丁寧に自分の身分を明かし。笑
もう本能のままに必死でした。
それでも成果がでず、やりきれない気持ちでいっぱいだったのですが
こうなんていうんですかね。ある日急にパッと色々なことが見えてくるようになったんです。
お客様が考えていること、雰囲気やお店の流れ…。
自分でもわかりませんが、なぜか視界が良好になってきた感覚があったんです。
理由は全くわかりません。でも急に楽しくなってきたんですね。
お客様と話すこと、おすすめしたワインや料理でお客様が笑顔になること
「ありがとう」
その一言で日々の準備や苦痛、かけてきた時間が報われた気がしてすごく嬉しかったんです。
多分当時お客様より随分若い僕が可愛く見えたのでしょう。
たくさんの方と仕事だけでなくプライベートでも付き合いをさせていただくことが増えて
仕事に向き合うことの大切さや、人生の厳しさ、あとは…下ネタ。笑
色々なことを学ばせていただきました。
と同時にこれは自分よりも下の年代、特に飲食業で生きていきたいと思っている人たちに伝えていかなければいけないという変な使命感も芽生えてきました。
と言ってもまだまだ僕自身も成長の過程です。
それでも後進のために時間を見つけて書いていきたいと思います。
では、今日はこの辺で。